ゼロツク

最終的にゼロから人の役に立つ物を作りたいなぁ

Tableuau LOD表現を使ったテクニック集

 日付に関するLOD表現

最新のデータ日付、基準日を知る

{ FIXED :MAX([オーダー日])}

顧客ごとの最終オーダー日(MAX)

{ FIXED [顧客 Id]:MAX([オーダー日])}

顧客ごとの最初のオーダー日(MIN)

{ FIXED [顧客 Id]:MIN([オーダー日])}

各顧客の2回目のオーダー日

①2回目以降のオーダー日だけを用意する

最初のオーダー日をNullにした計算フィールドを用意する

IIF([オーダー日]>[各顧客のMinオーダー日],[オーダー日],Null)

②2回目以降のオーダー日の中で、一番小さいオーダー日を抽出する

{ FIXED [顧客 Id]:MIN([2回目以降のオーダー日])}

1回目と2回目の購入Qの差、購入日数の差(DATEDIFF)

DATEDIFF('quarter',[各顧客のMinオーダー日],[各顧客の2回目のオーダー日])

顧客別の購入期間(月別)

{ FIXED [顧客 Id]:DATEDIFF('month',MIN([オーダー日]),MAX([オーダー日]))}

顧客別の最新日から最終購入日の差

DATEDIFF('day',[顧客別_最終購入日],[基準日])

最終購入日から現在までは〇〇日か?そうでないか?

IF [最終購入日から基準日までの日数] < 60 THEN '60日未満'
ELSE '60日以上'
END

 

顧客ごとの売上や購入回数

顧客ごとの購入金額合計

{ FIXED [顧客 Id]:sum([売上])}

1オーダー当たりの売上

{ INCLUDE [オーダー Id]:SUM([売上])}

1日あたりの売上

{ FIXED [オーダー日]: SUM([売上])}

顧客ごとの購入回数

{ FIXED [顧客 Id]:COUNTD([オーダー Id])}

〇〇年の売上のみを取り出す

IF DATEPART('year', [オーダー日])=2015 THEN [売上] END

不連続の棒グラフで購入回数0を表示したい場合は、ビンで1を指定するとよい

Tableauの小さなTipsメモです。ダッシュボードでトラッキングしていくときに、齟齬が起きないようにするようなテクニックだと思います。

顧客別の購入回数をビンで纏めたんですが、不連続表示すると下記のように「14回購入」の人は0人なので表示されません。

f:id:makio1186:20200908182950p:plain

 

凄く単純な方法なのですが、ちゃんとNullがあると示せるのは解釈にも重要になってくるのでやってみましょう。

方法はビンを作成して「ビンのサイズを1にするだけ」です。1区切りでたとえ購入回数が0だろうと表示するということですね。簡単!

f:id:makio1186:20200908183603p:plain

ちなみにですが、Window_maxという関数を使うと、最大値をうまく可視化できるので有用です。下記を色に入れます。

WINDOW_MAX(COUNTD([顧客 Id]))=COUNTD([顧客 Id])

f:id:makio1186:20200908183937p:plain

 

Tableuau LOD表現を使ったテクニック集

日付に関するLOD表現

顧客ごとの最終オーダー日(MAX)

{ FIXED [顧客 Id]:MAX([オーダー日])}

顧客ごとの最初のオーダー日(MIN)

{ FIXED [顧客 Id]:MIN([オーダー日])}

各顧客の2回目のオーダー日

①2回目以降のオーダー日だけを用意する

最初のオーダー日をNullにした計算フィールドを用意する

IIF([オーダー日]>[各顧客のMinオーダー日],[オーダー日],Null)

②2回目以降のオーダー日の中で、一番小さいオーダー日を抽出する

{ FIXED [顧客 Id]:MIN([2回目以降のオーダー日])}

1回目と2回目の購入Qの差、購入日数の差(DATEDIFF)

DATEDIFF('quarter',[各顧客のMinオーダー日],[各顧客の2回目のオーダー日])

顧客別の購入期間(月別)

{ FIXED [顧客 Id]:DATEDIFF('month',MIN([オーダー日]),MAX([オーダー日]))}

 

顧客ごとの売上や購入回数

顧客ごとの購入金額合計

{ FIXED [顧客 Id]:sum([売上])}

顧客ごとの購入回数

{ FIXED [顧客 Id]:COUNTD([オーダー Id])}

 

Tableuaの操作が捗る、初心者脱却のための4つのテクニック

日々Tableauを扱っていると操作を省略したり、ショートカットできないかなと思うことが多々あります。操作を簡単に行えればスピードも効率も上がるので、良いテクニックがあればこちらにまとめていきたいと思います。

サイドバーからディメンションやメジャーを持ってくる際は、必ず右クリックしながらドラッグ&ドロップでフィールドに

Tableauを使い始めて1番最初に「これは知ってないと損すぎる」と思ったTipsです。

左サイドバーからフィールドに持ってくる際に、必ず右クリックしてドラッグ&ドロップしてください。即座に集計方法を選択できるようになります。

f:id:makio1186:20200908173208p:plain

f:id:makio1186:20200908173133p:plain

 

ドラッグ&ドロップや、コピペでデータを開く

データソースを接続する際に、「接続」からファイルを開いていちいち繋げていませんか?ドラッグ&ドロップや、コピペでもできるのです。

ぜひ試してみてください。

 

シート間の移動は「Ctrl + PgDn」でスムーズに

これはExcelのショートカットと同じです。いちいちマウスでクリックせずに、ショートカットでスムーズに移動しましょう。

 

フィールドで作成したものを計算フィールドに持ってくると、いちいち書かなくてよい

f:id:makio1186:20200908173852p:plain

 

Tableauでメジャーにヘッダータイトルを付ける(Tips)

こんなことありませんか?1つのメジャーで棒グラフを表示したんだけど、ヘッダーのタイトルがなくて、ダッシュボードに組み込むと良く分からなくなること。

そんなモヤモヤを一発で解消するTips、Tableau小技テクニックを教えてもらったので解説します。

f:id:makio1186:20200908165315p:plain

最終的にはこのように棒グラフの凡例を表示できるようにします。

f:id:makio1186:20200908165652p:plain

 

行に空のディメンションを作る

方法としては簡単です。今回の場合は行の空のディメンション部分をダブルクリックして、計算フィールドのようなものを表示させます。

f:id:makio1186:20200908165816p:plain

 

そこに「'2013年売上'」と書いてください。大事なのはシングルクオーテーションで囲むことです。「''」

f:id:makio1186:20200908165853p:plain

すると余計なラベルが表示されるので、右クリックを押して「行フィールドラベルの非表示」を選択します。

f:id:makio1186:20200908170256p:plain

最終的に無事にヘッダーを作ることができました。

f:id:makio1186:20200908170444p:plain

 

Tableauで積み上げ棒グラフの合計ラベルを表示する方法

積み上げ棒グラフを作った時に、各カテゴリのラベルだけではなくて総数も表示したいときが良くありますよね。Tableauだと普通のラベル表示ではうまくいかないので、リファレンスラインを使って表示する方法を調べてみました。

f:id:makio1186:20200908160801p:plain

Tableauで積み上げ棒グラフの合計ラベル

リファレンスラインの線を値表示することで、合計数値をラベル表示する

  1. アナリティクスからリファレンスラインのセル追加をする
  2. スコープをセルごとに
  3. 線の値は合計に、ラベルは値にする(これで合計数ラベル表示される)
  4. 書式設定をなしに(線を消すことができる)

f:id:makio1186:20200908161156p:plain

 

f:id:makio1186:20200908161223p:plain

リファレンスラインの書式設定で表示を整える

このままだと合計ラベルが左に寄ってしまうので、リファレンスラインの書式設定で中央寄せにすれば完成です。

  1. リファレンスラインの書式設定(合計数値ラベルを右クリック)
  2. リファレンスライン ラベル
  3. 配置
  4. 水平方向を中央寄せに変更

f:id:makio1186:20200908161330p:plain

 

リファレンスラインをうまく使うTipsって、沢山あると思うので勉強したらまとめていきたいと思います。

初心者がTableauを学習するなら無料DATA Saber制度がおすすめな理由

仕事で急遽Tableauを使うことになった、もともとViewerだったがTableau desktopのライセンスを購入してCreatorになることになった。

そんな方にTableau習得の第一歩として是非おすすめしたいのが、DATA Saber認定制度です。

私自身が会社でTableauを導入することになり、手探りで始めたTableau歴1か月の初心者でしたが、このプログラムを通して自分で操作しながら課題を解決するための一歩が踏み出せたと思っています。

下記の記事を読んで興味を持って応募しましたが、同じように自社内に勉強できる同僚がいない場合など、同じ課題を抱いている人に知ってほしい制度なので紹介します。

bizzine.jp

Tableau DATA Saber認定制度とは

簡単にいうと3ヵ月で初学者を卒業するためのTableauブートキャンプです。特徴的なのは、師匠について貰い毎週課題に対する質問等を行いながら自学習と対話の中で学べること。

そして、師匠1人につき数名の弟子を同じ時期に取っているので、弟子同士での相互学習や進捗管理のサポートを受けられること。

コロナの影響で私が受講した際は完全オンラインでしたが、通常はオフラインで集まって詰め込み勉強会なども行っているそうです。

詳細についてはDATA Saber認定制度のHPや、卒業生のブログ記事に纏まっているので割愛します。

DATA Saber - Journey of Expanding Data Intelligence

【参加レポ】DATASaber認定制度|Tabjo Official|note

「DATA Saber認定制度」のふりかえり - SIS Lab

最年少DATA Saberになって感じたこと〜Tableau〜 | エクスチュア総合研究所

Tableau初心者にDATA Saber認定制度がおすすめな3つの理由

無料なのに師匠によるサポート体制が充実

本当にありがたいことなのですが、無料でTableauを習熟している師匠から学ぶことができます。DATA Saber制度には師匠を付けることが必須ですが、私の場合は伝手がなかったので、Twitterで検索をかけて弟子を募集している方を探して連絡を取りました。

3ヵ月のプログラムの中で週に1回夜に質問会を行い、自学習する中での疑問点や他のBIツールとTableauの違い、課題をこなすだけでは分からない実業務での使用方法などを勉強することができます。

きつい課題量が与えられ強制的な学習が必要

認定制度をクリアするためには10個の課題と、Tableauを活用して広めるコミュニティ活動をする必要があります。前者の課題は初学者にとっては本当に何も分からない状態からのスタートでかなり苦労します。

内容は実際にTableauワークブックを作成する課題もあれば、知識を問う問題もあるのでクリアすれば基本的なテクニックや仕組みについて学べることができます。

何より短期間に集中して取り組む必要性ができるので、一気に幅広い情報を手に入れられることが魅了的です。

動画教材により実際の操作画面を学べる

今回はオンラインでの受講で、さらに他の弟子と比べて実業でのTableauの使用機会が少なかったのが、私にとってはかなりのハードルでした。

そこで1番役に立ったのはYoutubeでの課題解説動画です。これはKTという元Tableau社社員でDATA Saber制度の創設者が、実際にtableauを動かしながら解説する動画です。

そもそもTableau Desctopに触ることを慣れていなかったので、何回も同じ操作箇所を繰り返してみたり、倍速で聞きながら学習するのに重宝しました。

www.youtube.com

3ヵ月の試練を超えてTableau初心者を脱出しよう

Tableau Desctopを使い始めて書籍やGoogle検索をしながら模索しているけど、学習効率がなかなか上がらない。会社に質問できる人がいないので、同じように学びあえる仲間が欲しい。

そんな人には是非取り組んで貰いたい有用な学習プログラムになっています。興味持った方は、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか?

もし質問等あればTwiiterまで連絡ください。私でよければお答えします。

makio (@makio1186) | Twitter