ゼロツク

最終的にゼロから人の役に立つ物を作りたいなぁ

メディカルノートが2億5千万円の資金調達、病院検索機能を追加へ

メディカルノートが大型の資金調達

夜にニュースを見ていると、メディカルノートの資金調達に関する記事が。現在は、医師が医療系の記事を書いているメディアという印象だが、そこに病院検索の機能を連動させるようだ。

医療サイトを運営するメディカルノート(東京・渋谷、井上祥社長)は今秋にも、医療機関を探せる機能を加える。全国10万の機関を掲載し、症状や地域などに応じて検索できるようにする。

実名で寄稿してもらっている専門医も今の約100人から年内にも500人にまで増やす。

サイトの充実に必要な人材を確保するため、ベンチャーキャピタル大手のジャフコに対して第三者割当増資を実施し、2億5千万円を調達した。

病院検索では、エストドックやスクエルと競合に

病院検索から予約を行い、マネタイズをはかる手法でのマネタイズが考えられる。しかし、現在でも病院検索といえばSCUEL(スクエル)や多くのポータルサイトが。病院予約に関しては、EST Doc(エストドック)、Yahooヘルスケアとエムスリーが提携しファストチケットを行っている。

既存のメディアが患者の入り口となるのは確かだが、病院検索でもどこのセグメントにアプローチするか?という所に注目したい。エストドックは確か歯科予約から、Yahooヘルスケアは都内の忙しい社会人を、絞ってスタートしている模様。

医療メディアの競合はメドレーか

医療従事者が医療情報を提供するメディアとしては、メドレーが先んじている感じを受ける。先日3億円の資金調達を行い、医薬品の情報提供を開始し、多くの業務提携も進めている。

疾患別医療情報提供サービス開始には、メディカルノートもメドレーも、医療ベンチャーに医師がフルコミットする文化がやっと始まったことから成り立っていると考えられる。

医学的にイラストが間違っている。など指摘もあり課題も残る中で、どのように事業を展開していくのか。マネタイズはどうするのか。今後も注目したい。(何様ですか、というのは置いといて)

医療メディアはFacebookページを伸ばすのが主流?

ちなみに、この半年でFacebookページ広告で医療メディアがわんさか出ている。主要の3媒体を比較すると。2015年7月20日現在。
メディカルノート「11350いいね」 
メドレーニュース「40390いいね」
Medエッジ「39985いいね」

という、とにかくプロモーション広告を出しまくって、認知してもらう戦略を取っているようだ。疾患別でメディアを製作していくなかで、キーワードは被ってくるはず。検索流入でどの企業が突出していくのか、今度いくつか調べてみよう。