ゼロツク

最終的にゼロから人の役に立つ物を作りたいなぁ

起業家の「生の声」をポッドキャストで配信する「PROTOTYPE.FM」

起業家の経験を共有するメディアが広まっている。nanapiのけんすうさんが開設した、起業家たちの「 生の声(体験)」を伝え、起業の参考になる情報を発信するメディア「The First Penguin」は、現在では有名投資家や起業家などが記事を書かれており多くの人が知っているだろう。

ただ、事業をかなり大きくしている方々の記事なので、凄く勉強にはなるが一般人にはスケールが大きい。似たようなメディアで、もう少し手軽な情報はないかな?と探していると、ラジオのようなポッドキャストで放送するメディアを発見したので紹介したい。

プロダクトを作る人のリアルな声をお届けするポッドキャスト「PROTOTYPE.FM」

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「PROTOTYPE.FM」は、コーヒーミーティングやタイムチケットを運営する1人起業家山本大策さんが運営するポッドキャスト。「山本さん」と起業家、エンジニア、デザイナーなど、スタートアップや「プロダクトを作る人」の2人が対談をする形式で、放送されている。

2015年7月25日現在で、7人と対談をされており月1〜2回の放送となっているようだ。興味を持った「STORYS.JP」を運営するレジュプレス株式会社取締役大塚雄介さんと対談した放送の回「スタートアップができるメディアへのアプローチ」を聞いてみた。

山本さんの癒し声と、具体的なスタートアップの施策がマッチ

放送は基本的に山本さんの質問に対して、対談者が答える形で進んでいく。時間は1回で20〜30分ほど。1度お会いした事があるが、山本さんの声が凄く良い(笑)

具体的に、「スタートアップができるメディアへのアプローチ」では、大塚さんの行った施策についても語られていた。

【大塚さん】

初期の頃は、Twitterで「STORYS.JP」を検索してシェアしてくれているユーザーを全てチェック。プロフィールを見て、メディアやブログを書いてくれている方に、お礼のリプライをするということをしていました。時間的にも30分もあればできる。
相手が興味ない人には意味が無いので、アプローチしないことにしていました。

【山本さん】

僕はファボくらいしか、やれてなかったです・・・。やっぱそういうのが大事ですよね。

知名度がないスタートアップは地道なアプローチが大切だと分かる。
僕も「わらしべ長者で世界一周航空券をめざす!?」という物々交換企画をしていた時に、ひたすらTwitterで検索してアプローチをしていたことを思い出した。

【山本さん】

テレビ局は電話で問い合わせしてくるので、コーポレートサイトに電話番号載せることも意外と重要ですよね。Web業界はメール文化ですが、メディア業界はすぐに電話。

電話で留守電対応にもしておくというのは、当たりを引く確率を挙げるためにも良い。しらない番号でも取るようにしていると、基本営業電話ですが、100本に1本が当たりかもしれませんし(笑)

山本さんのタイムチケットがスケールした時に、「良くテレビに出るなぁ」と思っていたのですが、そんな裏側があったんですね。

 単純作業しながら、ご飯食べながら耳で聞く

今回、Webで単純作業をしながら「PROTOTYPE.FM」を聞き、面白い事例があったらevernoteにメモる。ということをやってみた。昔はラジオを良く聞いていたが、その感覚で気軽に聞けるのは面白いかもしれない。

山本さんの作るサービスは、色があるし好きなので今後の展開が楽しみだ。コーヒーミーティングは、40人以上の方にお会いして良い繫がりができた。山本さん、ありがとうございます。

さて、1ヶ月運営してみた「薬剤師国家試験ゴロ検索サイト」(薬ゴロ)の媒体資料も作り、1人プロトタイプ開発も次のフェーズに入った。こういう先輩方のメディアで知識を得て、次の施策に活用したい。